住田オフィスを開設して1周年です!

こんにちは、住田オフィスの伊藤です。


住田も初夏に入り、山の緑はより鮮やかに深くなってきました。
それでもまだ寒くてですね、夜はファンヒーターの前から離れることができません(笑)。

IMG_1435住田町を流れる気仙川に架かる流れ橋「松日橋」と緑深まる山々


昨年の6月10日、岩手県に住田オフィスを開設してから、今日でちょうど一年が経ちました。
あっ!!!!という間です。
たくさんの人たちにサポートいただき、この一年間を過ごすことができました。ありがとうございます。

おそらく、これまでの住田町の皆さんからの認識は「地域づくりに関わっている邑(ゆう)サポートの伊藤」でしたが、オフィス開設後、少しずつ「マーケティングとかコミュニケーションに詳しいらしいBICPの伊藤」と認識いただいているかも!と感じています。嬉しいです。


この一年は、いろいろな方からお声がけいただく機会がありました。
住田でどんなことがあったのかをほんの少しだけご紹介します。

・コロナ禍の静かな中、住田町の世田米商店街にオフィス開設
・商店街のご近所さんからたくさんのお裾分けをいただく
・下有住地区公民館・高齢者教室でのマーケティング勉強会
・有住中学校の3年生が「地域創造学」で取り組んでいる日めくりカレンダーへのアドバイス
住田町商工会でのマーケティング勉強会 
・大家さん、地域の皆さんにオフィス前を何回も雪かきしていただく
・住田町5地区の地域協働組織の関係者が集まる「小さな拠点運営会議」でのマーケティング勉強会
・大好きな流れ橋「松日橋」のtwitterの中の人(フォローしてみてください!)
・地域の人がいつも立ち寄ってくれて、相談事を持ちかけてくれる
・オフィスの前を通る小学生が少し照れながら手を振ってくれる

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住田町商工会商業部会のマーケティングセミナーの様子

地域の仲間に入れてもらい、働ける喜びを感じています。やはり、オフィスという目に見える「場」があること、そのインパクトは大きいです。そして、これらの活動ができるのも、伊藤さんにお願いしてみたら?と繋いでくださった地域のキーパーソンの方々のおかげなんです。

IMG_1465IMG_1467小さな拠点運営会議でのマーケティング勉強会の様子

 

さらに、オフィス開設後、取材いただいたメディアもたくさんありました。

・東海新報(岩手県気仙地域の地方紙)  住田にオフィスを開設 東京都のBICP社 マーケティング支援目的に
・Web担当者Forum  「二足のワラジスト」岩手と東京でパラレルワークする理由
・J-WAVE HEART TO HEART  働き方、暮らし方を考えるスタート 
・MASHING UP  東京の仕事と岩手の地域サポートを全力で。重なり始めた2つの道筋
・デュアルライフ東北・新潟  都市と地域の価値観を交換する「よそ者」としての役割
・NHK BSプレミアム 新日本風土記  

改めて、まとめてみると、たくさんです!どれも素敵に取材・編集いただいて、感謝しかありません。

私は、この住田町が大好きなので、いつも素敵なことが起こってほしいと思っています。
そのためには「混ぜて、交歓すること」が大切だと確信していますし、これって、もっと素敵なことが起こる秘訣ですよね。でも、時に、丁寧に紡がないと、素敵ではないことが起こってしまう可能性もあります。
そんなことが起こってしまわないように、都市部から、住田のような場所に関わろうとしている人、移住をしようとしている人、またそういう方々を受け入れようとしている人たちにとって、ヒントになることがあればいいなと思い、これからも発信していきます。


また、この一年間、コロナ禍で行き来が難しいタイミングの中で、慎重に様子を見て、住田町を訪問してくださった方々もいます。
東京・大阪の仕事でお世話になっている方々、トレイルランニング大会のために何回も住田に来てくれている友人達、住田の素敵な風景を切り取ってくれている写真家の田頭さん、そして、弊社代表の菅さん。
皆さん、タイミングを伺ったり、PCRを受けたりしながら、慎重に来てくださいました。私もなかなか行き来ができなかったので、嬉しかったです。
タイミングが合わず断念させてしまった方々、ぜひ、また来ていただければ嬉しいです。お待ちしていますね!


さて、二年目は何をしようかワクワクしかありません。
この一年でできなかったこと、うまくいかなかったこと(うーん、実はあまりないんですw)を糧にして、住田町、岩手で、BICPとしてどんなことができるのか、模索して動いていきます。


そして二年目を走り始める前に、ちゃんと書いておきたいのは、BICPグループのみんなへのお礼です。すみません、こんなふうに外に向けて書くことではないかもしれないのですが。

この一年間、住田町でのプロジェクトを最優先にして動けるよう、ずーーーーーーっとサポートし続けてくている皆さんにとてもとても感謝しています。
「あ、そこ役場で打ち合わせなんです」「そこ、住田で移動なんです」とスケジュール調整の際、何度繰り返しても、「大丈夫です!」と笑顔で送り出してくれている、その姿勢とサポートに、私はいつも力をもらっています。
また、住田にオフィスがあるっていいですよね!視野が広がる!と言ってくれるなど、いつも前向きに励ましてくれるんです。
住田オフィスで、"ずっとひとり"なのですが(笑)、離れていても、ひとりではなくチームだなって思えています。

今年は、みんなに住田でワーケーションしてもらえるよう、少しずつ環境を整えたいと思っていますし、住田でのプロジェクトにも参画してもらえるように準備していきます。
と言いつつ、この6月末には、マーケティングプロデューサーの広瀬が住田に来てくれる予定です。住田でKPI策定のプロジェクトがあるので、早速、来て来て!と呼んじゃいます。

住田町で「BICPの伊藤さん」と声をかけてもらうだけでなく、「BICPの皆さん」って声をかけてもらえるように準備していきますので、待っていてね!もちろん、整う前にも来てね!


ということで、ちょっと深夜のラブレターみたいなブログですが、
この一年間、支えてくれた皆さん、ありがとうございます。

明日からも住田で、課題解決をするために、動いて走っていきますので、どうぞよろしくお願いします!

 IMG_1458昨日、オフィスの前の、ひらさか美容院さんがお庭の芍薬を持ってきてくださいました。
まるで、1周年をお祝いされたみたいで、勝手にすごく嬉しかったです。